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結婚を意識するタイミング、男と女でなぜこうも違うのか?

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こんにちは、婚活アドバイザーの結城です。

今回は、婚活や恋愛の中でもよくご相談いただくテーマ
「結婚を意識するタイミングの男女差」について、ちょっと一緒に考えてみませんか?

「彼が全然結婚の話をしてこないんです…」
「そろそろ言ってくれると思ってたのに…」
そんなお悩み、実は本当に多いんです。

でも、だからといって「じゃあ別れるしかないの?」と焦る必要もありません。
今回はその“ズレ”の理由と向き合い方をお伝えしていきますね。


目次

初婚年齢の男女差はどれくらい?

2023年の厚生労働省の統計では、男性の平均初婚年齢が31.1歳、女性が29.7歳。(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/index.html)

この1〜2年の差、数字で見るとわずかでも、婚活や交際の現場では気持ちのタイムラグとして大きな壁になることがあります。

たとえば、女性が「そろそろ将来の話を…」と思い始めた頃、男性は「今は仕事も趣味も楽しいし、まだその時期じゃない」と感じているかもしれません。

このタイミングのズレが、そのまま結婚に対する温度差につながってしまうのです。


男性が結婚を意識する主なきっかけ

1. 経済的に余裕が出てきたとき

男性にとって「結婚=責任」のイメージは根強く、特に“養える自信”がなければ結婚に踏み出しにくいと感じてしまうようです。

これは真面目な証拠でもあり、慎重な一面でもあります。

2. 周囲の結婚ラッシュ

同期や同級生が続々と結婚しはじめると、さすがに「自分もそろそろ」と意識し始めることがあります。

結婚式に出席したり、友人から子どもの話を聞く機会が増えると、“自分だけ取り残されているかも…”という焦りが芽生える男性もいます。

3. 自由を満喫しきったとき

「まだ遊びたい」「縛られたくない」と思っていた男性も、あるときふと孤独を感じたり、自由に飽きたりすると、驚くほど急に「落ち着きたい」と言い出すことがあります。

実際、遊び尽くしたタイプの男性ほど、結婚後は家庭に全力を注ぐ傾向もありますよ。


女性が結婚を意識するきっかけ

女性は、男性よりも早い段階で「この人と将来を考えられるか?」を意識しやすいです。

1. 結婚・出産適齢期を意識したとき

結婚・出産の適齢期を意識すると、「結婚するなら今の彼と?それとも他の人を探すべき?」と現実的な判断を迫られる場面が出てきます。

現実的には婚活・妊娠・出産にはどうしても時間的な制約がつきもの。
それゆえに、気持ちだけでなく計画として“結婚”を捉えるようになるのです。

2. 周囲の結婚・出産ラッシュ

学生時代の友人や職場の同期が次々と結婚・出産していくと、「取り残されているのは私だけ?」という不安が押し寄せます。

この“社会的な比較”が、女性の結婚意識を一気に加速させることは少なくありません。

3. 親からのプレッシャー

「まだ結婚しないの?」「孫の顔が見たいなあ」

このような言葉がプレッシャーになり、結婚を強く意識し始めるきっかけになることも。
特に帰省のたびに聞かされると、心がザワザワしてしまうのは当然です。


男女の結婚観のギャップ

結婚観男性女性
優先していること経済的安定・自由将来設計
不安におもうこと独身の自由の喪失・経済的負担時間的タイムリミット
社会的から受ける重圧養う側としての期待嫁ぐ・産む側としての期待

男性は「準備が整ってから」、女性は「機会を逃さないように」結婚を考える。

この方向性の違いが、交際中の“温度差”として浮かび上がってくるのです。


実際にあったエピソードから見る“すれ違い”

ケース1:同棲3年、進まない彼

結婚について相談をしてくれた方のエピソードを紹介します。

「彼が32歳、私が29歳。3年も一緒に暮らしてるのに、結婚の話が出ない…」

彼女は彼と付き合って5年が経過しているのに一向に結婚について話を出してくれない彼に悩んでいました。

彼女は、ある日ついに勇気を出して「私たちの未来、どう考えてる?」と聞いてみたそうです。

でも返ってきたのは「もう少し自由でいたいんだよね」という答え。

彼女は泣きながら別れを決意し、半年後、相談所で出会った男性とスムーズに婚約。

人生って、“決めるときに決められる人”と進んだ方が早いのかもしれません。

ケース2:「35歳までに子どもを」

相談をしてくれた女性は30歳の時に彼と出会い交際3年目、度々結婚や出産について彼に話をふっても彼ははぐらかすばかり。

「私は33歳。35歳までに子どもを産みたい。だから、あなたと結婚を考えたいの」

真剣に考えていた女性からの勇気ある問いかけ。

でも彼は「まだその責任は重すぎる」と後退り。結局、時間が経っても歩幅が揃わず、お別れに。

その後、彼女は“同じ目線で未来を見てくれる人”と出会い、半年で成婚へ。


「結婚する気がない恋人」とどう向き合う?

ここ、すごく大事なところです。

1. 曖昧なままにしない

「そのうち話してくれるだろう」は、期待が裏切られたときに大きなダメージになります。

まずは「私はどうしたいのか」を、自分の中で言葉にしてみましょう。

2. “いつか”ではなく、“いつまで”を伝える

「いつか結婚したい」ではなく、「○歳までに結婚したいと考えている」と伝えること。

期限があると、相手も“今のままでいいのか”と自分に問い始めます。これは押しつけではなく、未来の共有です。

3. 無理に変えようとしない

「いつかきっと変わってくれるはず」という期待にしがみついて、何年も同じ場所に立ち尽くしてしまうのは、あなた自身を疲れさせてしまいます。

愛は尊重。違いを理解した上で、歩み寄ってくれる相手かどうかを見極めることが大切です。


結婚タイミングの意識のズレは悪ではない、対話が鍵

男女で結婚を意識するタイミングが違うのは、育った背景、社会からの期待、ライフプランなど、さまざまな要因が絡み合っているからこそ。

でも、大切なのは“ズレ”があること自体ではなく、それにどう向き合うかです。

「あなたはどう考えてる?私はこう思ってるんだ」

そんなふうに、未来について語り合える関係性こそが、結婚後も続いていく“本物のパートナーシップ”を育てていくんですよ。

焦らなくても大丈夫。

あなたの思いが、ちゃんと届く未来を、私は心から応援しています。

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